誰も来ない密室に二人っきり?

 そして・・・・スカートが捲くれ上がり・・・・俺の目の前には・・・・純白のショーツに包まれたアスカちゃんの・・・・

 俺の理性は見事に焼ききれた。   
  
  
  





【俺の母さんは同級生】
 第弐話
  「彼女の欲望、俺の欲望」






 目の前に現れたショーツに包まれた双丘に発作的に顔を埋めて、その谷間に舌を這わせた。アスカちゃんの体臭に混じって微かに別の匂いがした。その匂いがズボンの中でいきり立つ俺のペニスを益々猛らせる。
 「きゃあ!?な?なに?なの?ちょ、冗談は・・・」
 彼女の腰を僅かに持ち上げ布地の上から舌で秘裂を愛撫する。舌の先が、なにか突起のようなものを捉える。それが舌先に触れた瞬間。
 「ひぅ!あ、や・・め・・・いやぁぁ、だめ、止めて!!」
 その悲鳴に含まれていたものがあの夜の声と同質である事を俺は本能的に悟った。そしてそこを集中的に刺激する。ショーツはもう唾液でベトベトだったが、その中に別の味と粘りが混じり出した事に気付く。
 『感じている・・・・』
 アスカちゃんが俺に秘所を愛撫されて感じている。その事が俺を有頂天にさせた。舌先の動きに一層熱をこめる。
 「やっ、おねがい!やめ・・ひっ・・・だめ・・・」
 暴れようにも彼女の身体は狭い隙間に挟まったまま、下半身だけが外に出ているのだ。身体をひねる事も、両脚の間に俺の身体が入り込んでいるから蹴飛ばす事も出来ない。俺はただひたすらに彼女の秘所に舌を這わせる事に専念した。
 「いやぁ・・・お願いだから・・あっ・・・やめ・・はぁっ!・・・ねえ」
 いったん顔を離して、唾液以外の粘りのある成分が溢れているアスカちゃんの股間を眺める。透けてぴったりと秘丘に張り付いたショーツ、それによって形がはっきりと判る陰唇、そして息づく蕾・・・・。布をずらして今度は直接で愛撫する。先っぽで蕾をつつくとアスカちゃんの腰がビクっと跳ねる。
 「あああ!だめ、ひゃん・・ダメだってばぁ!あぁっ・・もうやめてぇ!」
 アスカちゃんの涙声ももう俺の欲望を止められない。微かに理性が警告を発しているのを黙殺し舌で割れ目を押し開いて谷底を舐めあげる。僅かに痺れるような酸味を感じながら繋がるべき穴を探した。
 「あっ、だ・・・いや・・・・ひっ・・・あ・・・・」
 『愛液って・・こんな味がするんだ・・・』
 もっと味わいたいけれど、下半身は早くアスカちゃんと一つになりたいと主張している。このままだとズボンの中で射精してしまいそうだ。しばらくして舌の先が蕾の側に目的地を発見する。俺は片手でズボンを下ろしてペニスを取り出した。衣擦れの音で察したのだろうか、彼女が叫ぶ。

 「ダメ!絶対ダメ!お願いだから・・・もう・・誰にも言わないから・・・ね?アツシ君・・・もうやめて。私達・・・・・」
 そんな彼女の言葉を遮って俺は言った。その声は我ながら信じられないほどに嗄れていた。
 「俺、見てたんだよアスカちゃん。アスカちゃんがあの日、親父の部屋の前で・・・していたトコ。」
 「な!?なにいってるの!?」
 「親父はあきらめて・・・お袋達がいるんだから。アスカちゃんには俺が・・・俺が・・・・いるよアスカちゃん。」
 「あ・・・え?」
 「アスカちゃん・・・好きだ。君が・・・・欲しいんだ。だから・・・」
 「ちょ・・・ちょ・・や・・・だめ・・・」
 何とか身体をひねって逃げようとするアスカちゃんだが、如何せん狭い所に上半身を突っ込んでいるからロクに身動きが取れない。俺はそんな彼女の腰をガッチリ押さえて、ずらしておいたショーツの横から探し当てた膣口に向かってペニスを押し当てた。
 「ダメ!!ダメ!!ダメ〜〜〜!!!!いやぁ!ダメだったらぁ!」
 アスカちゃんの声に含まれる悲痛な色。それが俺の熱い欲望に動揺をもたらした。
 『ひょっとして、彼女は俺の事が嫌いなのか?』
 その疑問は氷の刃となって俺の胸に食い込んだ。イタい。彼女が俺を『嫌い』そう思うだけで、心の中に吹雪が荒れ狂う。ダメだ、許さない、アスカちゃんの心は俺のものだ!たとえ親父でも渡せない、絶対に、どんな事をしても。氷点下まで下がった感情が今度は沸騰するのがわかる。前より強い激情が下半身を突き動かした。
 『ひとつになるんだ、そして親父を忘れさせるんだ』
 一気にペニスを沈める。
 「あ!あああああぁぁぁ!」
 アスカちゃんの悲鳴と共にペニスが熱く湿った粘膜に締め上げられる感触が伝わってきた。信じられないほど強く締め上げられる。気持良い。最高の快感。自分で扱いた時とは比べ物にもならない。気を抜いたら一瞬で果ててしまいそうだ。暫し俺は繋がったまま動きを止めていた。もう股間から強烈な射精感が競りあがっている。その時の俺にはこの快感を少しでも長く味わいたい、という思いしかなかったのだろう、頭にはこの快感を貪る事しか無かった。

 押しこんでいたペニスをゆっくりと引き抜いていく。エラがアスカちゃんの粘膜を掻き揚げていく。
 「ふぁ!?、あっ・・・」
 キュッキュッと秘洞が細かく震え、そのたびに俺のモノが快感を伝えてくる。アスカちゃんの中に入りこんでいた俺のペニスが露わになる。それは愛液にまみれ自分のモノとは思えないほど怒張していた。

 今度は一気に奥まで押しこむ。じゅぶり、と言う淫靡な音と共に俺のモノが彼女の膣内に消えていく。
 「ぁぁあああひぁ!」
 アスカちゃんの悲鳴にも似た叫び。だけどその中に確かにあの夜と同じ響きが混ざっている!その事実が俺を有頂天にさせた。
 『やっぱり感じているんだ、俺に挿入れられて!!』
ゴリゴリと腰を押し付ける。ペニスの先に何かが当る感覚。再び引き抜き、そしてまた押しこむ。そのたびに水音が響き、溢れ出る愛液がアスカちゃんの太腿を伝っていく。
 「くはぁ・・あ・・や・・・やぁ・・・」
彼女の息遣いが乱れてきている。膣内で断続的に締め付けられている俺のペニスは容易く限界に達しようとしている。

 多分無意識の行動だったのだろう、アスカちゃんが不意に俺の方お尻を僅かに突き出したのだ。予想していたより強い刺激を受けた俺の背中を電気が走り抜ける!
 「う・・うわぁ・・・」
 「あ・・・・」
 アスカちゃんの胎内にあった俺の生殖器官が一回りも大きく強張る。と同時に睾丸から駆け上がった精の濁流が彼女の中に放出された。奥にあたって激しく跳ねかえってくる感覚が伝わってくる。俺は只ひたすらに腰を押しこんで全てを彼女の胎内に放出しきった。

 魂が消し飛ぶんじゃないか?自分のモノが弾け飛んでしまうのではないか?そんな感慨を抱かせるほど最高の絶頂。あの夜、彼女の自慰を覗き見た時よりも遥かに。荒い息をつきながら彼女と繋がっている処を見下ろした。

 不意に俺はアスカちゃんがイっていないことに気付いた。そして未だに彼女の中にある分身は変わりない堅さを保っている。そのことに思い至ると俺は再び抽送を再開する。
 「ひゃ!?、あ・・も・・もう止めて!あっ・・アツシ・・ひゃう!」
 グチュグチュと音を立てて俺のモノが出入りする。そのたび毎にアスカちゃんの中から愛液と精液の混じったものが掻き出され滴ってゆく。その視覚的な刺激に益々昂ぶってゆく自分を自覚する。

 「くぁ・・あ・・はん・・や・・おねがい・・あ・・やぁ・・」
 涙声に訴える彼女の声もその時の俺には届いていなかった。只ひたすらに身体の中で荒れ狂う想い。

 『彼女と一緒にイきたい』

 それを果たすためだけに俺は、本能に任せてひたすらに腰を送り込んでゆく。
 「はっ、はぅ・・・はっ、はっ」
 何かに耐えるような声。その時は彼女が快感に耐えてるんだと心の片隅で考えていた。確かに一方ではそうだったのだろう、だがもう一方では・・・

 彼女の膣内が、きゅうと締まる。断続的な痙攣にも似た蠕動が俺のペニスを襲う。その連続的な締め付けに、俺は彼女が達しつつある事を直感で悟り最後の一撃を打ち込んだ。

 「*‘’&#$=!!!!」
 切れ切れに彼女が何かを叫んだ。恐らくは親父への言葉。それを断ちきるかのように再び彼女の胎内に『証』を注ぎ込む。ガクガクと震える彼女の腰を押さえながら最後の一滴まで送りこんだ。力尽きた様にアスカちゃんの身体が崩れ落ちる。俺のものが抜け出た結合部から、溢れでたお互いの体液の混合物がショーツやスカートに染み込んでいる様子が喩えようも無くエロティックに映った。

 その時昼休みの終了を告げる予鈴が鳴った。その音に俺は我に帰る。

 アスカちゃんの身体がピクリと動く。のろのろと濡れたショーツを履きスカートを直すと隙間から身体を引き出した。その光景が目に入ると俺の心の中にとめどない後悔と自責の念が押し寄せてきた。

 『俺は・・・俺は・・・何を・・したんだ?』
 嫌がる彼女を無理やり・・・『犯した』?一時の激情に流されて俺は・・何て事を・・・。足元から何かが崩れていくような感覚。先ほどまでの幸福感など何処かへ霧散し、代わりに彼女を失うという恐怖感と絶望感に心が侵食されていく。

 背を向けていた彼女がゆっくりと振り返る。時間が引き伸ばされたかのように妙にスローモーションに感じられる。俺は凍りついた様にその場から動けなかった。と、時間の感覚が常態に戻る。その瞬間、アスカちゃんは俺の脇を走り抜けていった。

 俺はそのままボンヤリと座り込んでいた。なにもかもが夢?いいやこの部屋にこもる『男』と『女』の匂い、そしてあの場所に残る体液の跡が全て現実なのだ、お前の罪なのだと叫ぶ。頭の奥がイタイ。胸が張り裂けそう。自責と後悔の海に沈みこみ、俺は気付かぬうちに涙を流していた。



 結局彼女は午後の授業に戻っては来なかった。









続く

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zankan@spa.att.ne.jp



中昭のコメント

  斬奸さんからの投稿です。

  トータスさんの掲示板連載「親父が好敵手」の番外編です
  第四話までの設定を元にしてます。

  掲示板を読んでる人は知っているので、書いてしまいますが
  ”お袋”の妄想というオチがつくそうです。


  話戻しまして。
  どわっち。あつし暴走!!

  悲嘆にくれるのは確実そうなアスカ。

  どうでるシンジ!?


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