こおろぎ

by しのぱ


第六章

都心から大分距離はあるとはいえ、昨今ではこの辺からでも朝座って行ける事は無か
った。吊革を掴んで立つ。真司は、こうした中で新聞を広げて読むのはどうしても出
来ない。不器用だから、というよりもむしろそうした所作が、周囲の人間の暗黙の了
解で成り立っている事が嫌なのだ。隣で新聞を広げられるのも嫌だ。もっとも真司が
そうした人間をとがめだてした事は無い。なんとなく嫌だな、と思いながらも黙々と
乗り続けるのだ。

そう。黙々と。

朝の通勤電車の中の勤め人達の寡黙さは、夕方の酔っ払い達の喧燥と対照的だ。皆辛
いのだろうか。ふと真司は思った。


昨晩、遅く帰った明日香には、今日、馨の見舞いに行く事を簡単に告げた。
明日香は何も言わなかった。



車窓の外は明るかった。さすがに8時近くにもなれば、冬とは言え朝日がそこかしこ
をいい色に染め上げている。気が奮い立つような、それでいて妙に物悲しい色。その
朝日の中を通学途中の学生服姿の少年達。真司はそんな少年達の一人の今日のこれか
らの時間を想像してみていた。

友達と交わす挨拶、下駄箱、廊下、そして教室。授業前の騒がしさ。退屈な毎日だが
何時もその向こうに何かがありそうに思えた頃。

そうだったろうか?。ふと真司は自分の中学生の頃を思い出す。何かがありそうに、
とは思えなかった。ただ先の長さに暗鬱な思いを抱いていた。何かがありそう、では
なく何かが無くてはならなかった、と感じていた。そして、その「今」の時を真司は
自分に何も無いと、ただ只管信じていた。いや、疑いもしなかったというのが真相だ
ろう。先ず自分には何も無い、と。ではその後に、何かを見付けたのだろうか。
真司は苦笑する。どうもその時分の方法で物を考える事が出来無いことに気がついた
からだ。そもそもが既にかみ合わないのだ。もうそれは問題では無くなった、としか
言い様が無い。奇妙な感覚だ。自分の過去の事なのに。

ふと馨なら、どういうだろうか、と思った。

『本当にそう思うのかい。もう片がついたと?
いつでも問題は同じなのに?
形を変えるだけの事なのに?』

馨の中学生時代の顔が思い浮かぶ。長い睫。
寂しげな瞳。
もの憂げな表情。



確か中学1年の時に転校して来たんだったな。その前にどこにいたのか、不思議なこ
とに今になっても知らないでいる事に真司は気付く。
それから積み重ねられてきた時間。
既に残されているであろう時間よりも、これまで経過してきた時間の方が多いのだろ
う、もうそんな歳になっている。
そして、あの頃、ただ憂鬱にしか思えなかった行く先の長さを、いまごろになって切
なく感じている。


・
・
・
・
*





渚馨が転校してきたのは一学期の終り、7月の初めだった。

真司は彼が転校した初日を風邪で休んでいた。
その日の放課後、真司のベッドの枕元には、いつも風邪で休んだ時と同様、明日香が
座って、半ば監視、そして半ば拷問吏として「病人の面倒」を見ていた。といっても
何をする訳でもない。真司と話をするかと、言うと「病人は寝ているもの」なので、
真司はベッドに入って目をつむりじっとしていなければならないのだ。もし起きよう
としようものなら、躊躇無く回し蹴りをお見舞いされる。病人はまだしも怪我人には
なりたくないので真司は大人しく従う事にしている。明日香は、真司をそうやって寝
かし付けて措いて、ベッドの脇に座って本を読んだり宿題をしたりして過ごすのだ。
もっとも、熱が高いときなどは、氷まくらを用意してくれたり、顔を濡れたタオルで
拭いてくれたり等、甲斐甲斐しいところを見せる時もある。また、寝かしつける時に
は、真司の布団の、丁度の胸の辺りを軽く叩いて拍子を取りながら、子守り歌を歌っ
てくれる事もあった。ただしこの最後のメニューについては、真司にとっては辞退し
たいものの一つになっていた。
かって一緒にピアノを習いに行ったにも関わらず、明日香は音楽的才能の芽生えるこ
とは結局無かった。
今でも意地になってバイオリンを習いに行っているが、これも真司がチェロを習い始
めたから、であり「真司に負けられない」からである。
何がいけないのか、といえば、まぁ音痴なのだ。耳が悪い訳では無いらしい。それが
証拠にバイオリンで音をとる事は造作もなくやってのける。だが、世の中には本質的
に歌心から見放されている人が居る、という事を真司は明日香の歌を聴いて知る事に
なった。

バイオリンもテクニックは身についたが、どうやっても彼女の弾く曲はすべて重戦車
の如き雑音になるのだ。音程とリズムさえ取れれば音楽になるというのは、嘘だ。弾
いているフレーズの形を理解しえない耳が産み出すものは、音楽に似て非なるものだ。
バイオリンならまだ楽器の音に助けられる。歌は...。
という訳で真司は、明日香が看病に来て「眠れ」といえば素直にすぐ寝入った振りを
する様にしていた。

明日香は凡そ、病欠などしない。小学校も皆勤賞を全学年達成した。最初のうちは、
意識しなかった皆勤賞ながら、さすがに4年生くらいからは、意地でも達成するもの
になりおおせていた。ただ只管、休まない為に熱を押して登校する明日香を気遣って
の一緒の登下校。今となっては真司にとっては懐かしい思い出だ。そうやって風邪を
ひいた明日香に一日中ひっついているから、その後で真司も風邪を引く。真司の場合
には、意地なんぞ薬にしたくても無いので、あっさり休む。すると放課後に明日香が
見舞いに来るという事になる。

午後6時。そろそろ夏の長い日も暮れかかってきた。

真司は、もう既に熱も下がっていたので然程辛くは無くなっていた。もともと真司の
「風邪」は、大したものでは無い。ちょっと熱が出たり、喉が痛ければ休んでしまう
からだ。にも関わらず、実は明日香が真司の事をずる休みなどと詰ったことは一度も
無い。不思議と、真剣に心配し気遣ってくれる。

机の前の開けた窓から、網戸を通して夕方の風がそよそよと入ってくる。蝉の声も日
暮らしに代わり、涼しげだ。だが、7月初旬とは言え、梅雨も明けたばかり。
真司の体を心配して実は明日香は、エアコンもかけず、外からの風だけで我慢してい
たのだ。無論、ベッドで寝ている真司にしても暑いことには変わりはないのだが、熱
が下がった後の疲れからか、却ってそれも苦にはならなかった。
一方、明日香は、と言えば、やはり暑いらしく、鼻の頭にも汗が浮かんでいた。

「真司」

明日香がそっと声をかける。

「ん?」

実はずっと目が覚めていたのだが、一応、呼ばれて目が覚めたかのように目をしょぼ
つかせながら、真司は声を上げる。
明日香は真司を起してしまった事には頓着しない。彼女が目覚めよ、といえばこの忠
実な下僕は目覚めるのが当然、と心得ているらしい。

「あたし、もう帰るね。しっかり寝るのよ。いい?」

「ああ」

それから明日香は、カバンに今し方まで呼んでいた本を放り込み、立ち上がった。
腰に手を当て、真司を見下ろす。どこかその表情には、自分の作品の出来栄えを試す
ようなところがある。
栗色の髪と、青い瞳は、彼女が日独のクォーターである証である。確かに彫りの深い
顔立ちではあるけれど、日本人の血のせいか顔の造作はむしろ柔らかでで繊細である。
目の辺りも東洋的にやや瞼がふっくらとしている。
見慣れた顔ではあるけれど、真司は今更ながら、この美しい顔に見惚れてしまう。

「明日は、学校くんのよ」

「あ、うう」

「ちょっと。
何よ。その返事は。
いい。明日までに治すこと。
分かったわね」

「あ、ああ」

明日香はため息をつく。まったく真司のこのふにゃふにゃしたところはどうにかなら
ないものだろうか。とはいえ、こうした真司の人格形成には相当に明日香のこうした
物腰が影響を与えている事には思い至らない。
『まったく、あたしが居ないと、このバカは...』
真司は、といえば、明日香が次に何を言うのだろうと、じっと見上げている。

「ま、いいわ」

明日香はカバンを手に取り、踵をかえそうとした、がそのまま振り返り言った。

「そうそう。
今日転校生が来たわよ」

「へぇー、どんな?」

と質問したものの真司は関心が湧かない。ただ明日香から発言を引き出す為に口にし
たに過ぎない。
明日香は皮肉っぽい笑いに口を歪める。

「ふっ。キザな奴」

これでその転校生は、明日香にとって一生しょうもない奴と決められたも同然だった。
明日香にとって第一印象の評価は全てなのだ。凡そ今まで、明日香が第一印象を改め
たことなど真司は見たことが無い。
一体どうして知りもしない人間をそこまで決め付けられるのか真司には不思議でし
ょうがないけれど、あながち的外れとも言えない実例を見てきているので、納得する
しかない。

そう言えば、真司自身の第一印象はどうだったのだろうか、と思い返してみるが、ど
うも余り良いものでは無かろうと思い至り、それ以上考えるのは止めにした。そのう
ち明日香の機嫌の良いときに聞いてみよう。



*



翌朝、真司が教室に入ったのは始業の5分前だった。明日香も一緒だ。

「よう、夫婦揃ってお遅いお出でで」

と毎朝同じひやかしに、ムキになって反論する明日香を放っておいて、真司は自分の
席に着く。

「こらーっ、シンジ!。なんであんただけ知らん顔すんのよ!」

と後ろから明日香の声。
『馬鹿だなぁ。そんな事言うから余計に面白がられるんじゃないか』
と思いつつも、反射的に答える。

「あ、ごめん」

「ごめんじゃなーい!」

明日香は仁王立ちになって真司に指を突き出す。

「あ、ごめ、あ、じゃなくってえーっと」

なんと答えればいいか分からなくて真司はまごつく。これではクラス中の注目の的だ。
とその時、
パチ、パチ、パチ。
わざとらしい思わせぶりな拍手。
その音の方向を振り返ると、窓際の前から2列目ほどの席に立ち上がってこちらを向
いている少年。

「いいねぇ。君たちの、そういう関係って。僕には羨ましいよ」

抜けるように白い肌。髪は長めで蓬髪と言って良いような独特のスタイル。先生方が
良く何も言わなかったものだ。しかもその色は、薄いというよりも灰色に近い。
顔立ちは、言うならば「にやけた美男子」とでも言うべきだろうか。
しかも長い睫が真司には印象的だった。

それにしても、その気障なもの言い、態度に真司は面食らう。一体、そんな妙なそぶ
りをして何の得があるのだろうか。だが真司は理解出来ないから尊敬してしまうタイ
プだ。そこで素直な感想と言えば「凄い」という事になる。

一体、この「凄い」男は何者だ、と。

そしてそう言えば昨日、明日香が言っていた「キザな」転校生がこの人物なのだと納
得する。

「何よ。このっ」

と明日香は馨を睨み付ける。しかし二の句が継げないところを見ると、実は明日香が
この少年を苦手と思っているのだな、と真司には察しが付いた。だが放置すると負け
ん気が災いして明日香は自滅する。その後のフォローを思うと、ここは助け船をだす
べきだろう。

「あ、あのはじめまして。碇真司と言います。
転校生、ですよね」

と助け船を出すつもりが思わず自己紹介をしている。が、これで矛先は真司に向くだ
ろう。

「あのねぇ、真司。あんた今コイツになに言われたか分かってんの」

案の定、だ。

「えっ?。いや、分かってるよ」

と言いつつ、復唱しろと言われたら困るな、と真司は思う。

「分かってんのに、自己紹介してどーすんのよ!」

そう言いながら明日香は近づいてくる。

「いや、だって昨日はボクやすみだったから...」

真司は誤魔化すような薄笑いを浮かべる。声が半オクターブほど高くなっている。

「真司!」

明日香は、食ってかかる。明日香の顔が真司の間近に迫る。
『怒っててもやっぱり可愛い!』
と思ってしまう自分が情けなくなりながら、真司は少しづつ後ず去る。気が付くと教
室中は二人の方を見ている。
真司は赤面した。
だがその時、転校生は既に着席して前を向いてしまっていた。

「起立!」

先生が入ってきた。明日香は真司を睨み付けると自分の席に戻っていった。




*



「やあ、さっきは助かったよ。
碇・・・真司君だね」

そういって手が真司の目の前に差し出された。
休み時間。明日香は委員長の光の席へ行って駄弁っている。馨が真司に近づくのを見
て、一瞬立ち上がろうとしたが、光に窘められて止まったようだ。とは言え、こちら
を怒ったような顔で見ているのに真司は気が付いていた。
真司は、手の持ち主の顔を見上げる。
何故か、ドキドキした。自分の顔が次第に朱に染まってくるのが分かる。
そして差し出された手を見る。大きな手。
馨の手は、指が長く温かそうだった。

「べ、別に助けた訳じゃないよ」

そう言って真司は俯いた。

「そう?。僕は助かったと思ったけどな。
・・・・・
どうしたのかい。握手もしてくれないんだね」

声の調子に悲しげなものを聴きとって、真司は慌てて顔を上げる。そこには物憂げな
表情。真司は他人の悲しそうな兆候には敏感に反応してしまう。

「あ、ごめん」

真司は馨の手を握る。馨の手のひらは冷たかった。

「よろしく」

手を握りながらも真司は、つい明日香の様子を伺ってしまう。案の定、明日香は怒っ
たような、呆れたような顔をしてこちらを見ていた。

「君は、いつも明日香さんなんだね」

「えっ?」

馨の言葉は、意外なものでは無かった。あれだけの騒ぎの上、どうせ真司が休みの間
に級友達があること・無いことを吹き込んだに決まっている以上予想出来た事だ。と
は言え、他ならぬ馨に言われたことに真司は困惑した、いや殆ど羞恥の感情と言って
も良い。
自分が赤面しているのが分かる。
その事で、真司はますます恥ずかしくなる。



*



日直の仕事があって遅くなる明日香から逃げるように真司は教室を飛び出した。置い
てけぼりを食わせる以上、その後の明日香の仕打ちは想像が付くのだが、今日は矢張
り逃げ出したい。
何事も無ければ、なんとなく一緒に下校する。小学校の時は、それが当たり前のよう
だった。ごく自然にお互いに下駄箱のところで待ち合わせ、ごく自然に帰る。各々が
友達と帰る約束をした時も、特に何という事も無く、ただそういうものだと思って
別々に帰るだけの事だった。
中学校に入って以来、そうした関係がぎくしゃくし始めていた。

『えーっ。いつも一緒に学校行き帰りしてたのぉー』
委員長の反応は明日香にも意外だった。それほど驚かれるようなことなのか、と始め
て二人は気が付いた。当然、それは冷やかしのネタになる。
明日香も真司も、動じない風を装いながらも、意識せずには居られない。
そして今朝の騒動、更に追い討ちをかけての馨の言葉に、真司は明日香から逃亡する
他は無い心境になって居たのだ。
校門を抜けた時、真司は何故かほっとして立ち止まる。

「やあ、君も今帰りかい」

「あ、渚君」

またも真司は赤面する。ただなんと無く嬉しい。

「馨と呼んでくれ。僕も君をシンジ君と呼びたいから」

「あ、うん、そうする」

そう言いながらも真司は下を向いてしまう。

「シンジ君の家は...」

結局、馨の家は、真司の家への道の途中だということが分かり、二人は一緒に帰る事
になった。




「シンジ君はチェロが弾けるそうだね。
どうして音楽部に入らないのかい?」

「あ、弾けるってほどじゃないけど...」

チェロの事を知らない人から言われるのは、余り好きではない。
真司自身が続けている事に意味を見出せない事の1つなのだ。もとよりチェロを習う
事自体、珍しいことには違いなかった。好奇の目で見られる事も、そして大方の人間
がチェロとコントラバスの区別すら付かない為、結局どんな楽器かの説明が必要だ、
という事も、益々チェロをやっている事を他人に知られたくない理由になっていた。
だが残念ながら明日香の口に戸を立てられない以上、そんな願いも空しく、「チェロ
なんぞ習ってるけったいな奴」という事は周知の事実となっていた。
この学校では吹奏楽部とは別に音楽部がある。主にピアノや弦楽器を嗜む子供たちが
室内楽を練習しているのだが、吹奏楽部の強烈な体育会系のノリに対する反発か、殆
どルーズと見まごうばかりのリベラルな体質の部となりおおせていた。
真司はチェロが弾ける為、入学当初から何回も入部の勧誘を受けていたのだ。

「僕は入ることにしたよ」

馨はそういって真司の顔を覗きこむ。

「あ、馨君も何か弾けるんだ」

「バイオリンをね」

「あ、じゃあ明日香と同じだね。明日香もバイオリンなんだよ」

馨は、目を細める。

「君は、やっぱり何でも明日香さんなんだね」

「えっ?」

そう言えば昼にもそんなような事を言われた。
真司は馨の表情の意味を掴みかねる。
そんな真司の困惑を躱すかのように馨は言った。

「音楽はいいね。人間の産み出した文化の極みだよ」

そしてもう一度、真司の顔を覗き込む。

「ねぇ。シンジ君。入ろうよ」


*


翌朝、真司は音楽部に入ろうと決心していた。
とは言っても実はさほど考えてはいない。ギクシャクしてきた明日香との下校、馨と
一緒に音楽をする事、秤にかければ当然後者の方に傾く。他にやりたい事はない以上、
迷うほどの事もない。


*



「明日香...」

登校の途中で真司は恐る恐る切り出してみる。

「なによっ」

明日香は昨日真司が先に帰った事、しかもあの渚馨と帰ったらしい事を怒っていた。
今朝は、だからとても機嫌が悪い。

「あのさ、音楽部に入ろうかと思うんだ」

明日香はまっすぐ前を向いて歩いていく。まるで聞いて居ないかのようだ。

「ねぇ、明日香...」

明日香は答えない。だが真司は答えを促す事は止めて、並んで明日香の顔を覗き込む
ようにして歩いて居た。
暫くして、明日香は立ち止まる。

「ねぇ、一体なんであたしが、あんたのそんな話聞かなきゃなんないの?。
好きにすればぁ?。
あたし興味無いから」

「...あ、明日香」

明日香は真司を置いたまま走り出した。
真司は立ち止まって暫く遠ざかる明日香の背を見詰めていたが、やがてとぼとぼと歩
き始めた。一体何がまずかったのか分からないままに。


第七章に続く。


カヲル「やあ、みんな。
    やっと僕の出番だよ。
    僕が主役だと聞いていたんだけど、しのぱ、間違えたんじゃないかって
    心配してしまったよ。
    あ、安心して。
    ここでもやっぱりシンジ君は受けだってさ。
    僕も楽しみだよ」
シンジ「カヲル君!、やめてよっ、変なこと言うのは」
カヲル「うふふふふ。
    君のそういう反応がとっても刺激的だねぇ(^^)。
    僕はますます萌えてきたよ(はぁと)
    ねぇ、うふふ、
    いいだろう?。ねぇ」
シンジ「うわあああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」

*****

今回は自己規約違反しました。
中・高生のチルドレンは書かないことにしてたんですが・・・。


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