第零話

予告編

あるいは「作者からの最初の手紙」


【 目次 】

本編初出
「アスカからの第一の手紙」 アスカ、襲来 97/11/24
「シンジへの第二の手紙」 終わる世界 97/11/26
「冬月からの第三の手紙」 静止した時の中で 97/12/1
「ユイからの第四の手紙」 奇跡の価値は 97/12/7
「カヲル君への第五の手紙」 神の造りしモノ 97/12/7
「アスカへの第六の手紙」 97/12/7
「ケンスケからの第七の手紙」 心、永遠に重ねて 97/12/7
「アスカ・シンジの第八の手紙」   アイ、誕生 97/12/7
「冬月への第九の手紙」 世界の中心でアイを叫んだオヤジ   97/12/7
外伝
「加持リョウジの最後の手紙」 女の戦い 97/12/21
「葛城ミサトが残した手紙」 鳴らない、電話 97/12/21
「綾波レイの心の手紙」 レイ、夢の彼方に 97/12/21
「赤木リツコの祝福の手紙」 三人目の適格者 98/5/10
「松代リポートより証言抄録」 最後のシト 98/8/23




【 はじめに 】

はじめまして。”SIM-G”と申します。
これが私が書いた最初のエヴァのSS (Side Stories) です。

この一連の作品のコンセプトは「補完」です。何を補完しようとしているのかは読めばわかると思いますが、
  「人類補完計画」の補完
  「キャラクター」の補完
です。

まず前者についてですが、一応すべての辻褄はあっていると思います。かなり強引な設定を新たに持ち出しているところがありますが、少なくとも原典との矛盾は生じていないと思います。もしも矛盾があるようなら、是非指摘して下さい。

なお補完の対象は本編(TV1〜24話)と春・夏映画のみです。TV25、26話は存在自体映画と矛盾するので無視しました。ゲームもの、コレクターズCD等の情報は知らないので無視しています。

次に、後者の方ですが、つまりは夏映画の後日談です。ハッピーエンドな補完された世界を書いて見ました。本筋は、基本的にシンジ×アスカであることは事実ですが、月並みではおもしろくないし、もう色々と小説が書かれていますので、ひねりを加え、むしろサブキャラ達を重点的に書いたつもりです。

外伝の方は「補完」ではなく「補間」がコンセプトですね。

私の筆力がいたらないものであまりおもしろくないかも知れませんが、ご容赦ください。
もし、お読みいただいて、感想や、気が付かれたことがございましたら、

HGA01077@niftysere.ne.jp

まで、気軽にメールしてください。批判、批評、苦情でもなんでも良いです。心からお待ちしております。



【 Letters完結にあたって 】(1998/08/15追加)

なんか【はじめに】では偉そうな事を書いていますが、実は、春映画「Death & Rebirth」のDeath編との矛盾を、早速、指摘されました。あまり大風呂敷を拡げるもんじゃないですね。反省してます。

でも、随所でユニークな解釈を打ち出せた事には自信があります。展開されるエヴァの謎の解明と、ハッピーエンドな世界を少しでも堪能していただければ幸いです。



【 改訂版製作にあたって 】(2002/02/21追加)

Lettersの続編にあたる「Star Children」を何とか完成させて一息ついたところで、今になって読み返してみると改めて最初のころの文章の拙さを感じさせられました。(今だってそれほど上手と言うわけではないですが、比較として)

この間に仕事でホームページの製作に関った事もあり、多少はスキルアップしたので、もう少し読みやすくなるように、Lettersを改訂する事にいたしました。内容については、第四話のシン×アスの所を書き直した他は、基本的に大きな変更はありません。

表示画面の横幅640ドット以上が推奨です。文字サイズを適当に変えてお読みください。

なお、その後に発売されたビデオやDVDで、TV放映当時にはなかった映像が加わったようですが、これに関しても当方は一切関知しておりません。

まったく、こまるんだよな、こういう事されちゃ−−−->ガイナックス





【 第1話予告 】

かくして人類補完計画は遂行された。
だが、その影にどんなドラマが隠されていたのか、
残された人々はその後どうなったのか、
それを語るには時間があまりにも限られていた。

ただ二人、湖畔にとり残された少年と少女。
彼らの、そして彼らを取り巻く人々の過去と未来が今、明かされる。


次回、第1話 「アスカ、襲来」


「アスカ、行くわよ!」


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